八重洲セムクリニックは東京の八重洲にあり、産婦人科医によるNIPT検査を行なっています。
出生前診断歴40年以上の実績をもつ産婦人科専門医。
この記事では八重洲セムクリニックのNIPT検査に関する、口コミや費用を紹介しています。
東京でNIPT検査を検討している方は、参考にしてくださいね。
八重洲セムクリニックのNIPT検査
NIPT(新型出生前診断)とは、母体から採血し、その血液を検査することによって、胎児の染色体異常を調べる検査です。
従来の血液による出生前診断と比較して、感度や特異度から見る、検査自体の制度が極めて高いため、注目されています。
八重洲セムクリニックのNIPT検査は、当日帰宅が可能で年齢制限はありません。
八重洲セムクリニックのNIPTが選ばれる理由
直接10,000件以上の検査を担当した実績
八重洲セムクリニックは、日本初の年齢制限がないNIPT(2016年開始)、前染色体検査(2017年提供開始)および、微小欠検査(2018年提供開始)を提供した医療機関です。
出生前診断歴40年以上の産婦人科医
検査を担当する院長は、国際出生前診断学会の会員。
また産婦人科医師として、妊娠から出産まで数千件を超える実績があり、多くの妊婦様へ悩みを丁寧に解決してきました。
取り違えや紛失などのトラブル発生なし
八重洲セムクリニックは、検体輸送も徹底しています。
厳密な温度管理が必要なワクチンや、研究用の細胞など医療関係の国際輸送において、トップクラスの実績をもつ専門企業へ委任。
八重洲セムクリニックのNIPT検査費用
八重洲セムクリニックのNIPT検査は、3つのプランから選べます。
- 全染色体+微小欠失検査
- 全染色体検査
- 基本検査
全染色体+微小欠失検査
- 1〜22染色体および性染色体検査
- 1p36欠失症候群
- 4p欠失症候群
- 5p欠失症候群
- 15q11.2欠失症候群
- 22q11.2欠失症候群の検査
- 性別判断
総費用…253,000円(税込)
全染色体検査
- 1〜22染色体および性染色体検査
- 性別判断
総費用…242,000円(税込)
基本検査
- 13、18、21染色体および性染色体検査
- 性別判断
総費用…215,600円(税込)
各検査メニューの比較
八重洲セムクリニックの各NIPT検査メニューを比較。
項目 | 全染色体 + 微小欠失検査 |
全染色体検査 | 基本検査 |
---|---|---|---|
ダウン症候群 | ○ | ○ | ○ |
エドワード症候群 | ○ | ○ | ○ |
パトー症候群 | ○ | ○ | ○ |
致死性の高い 染色体異常 (出生前) |
○ | ○ | × |
微小欠失症候群 | ○ | × | × |
性別 | ○ | ○ | ○ |
料金(総費用) | 253,000円 | 242,000円 | 215,600円 |
※料金は、すべて税込。
※表記金額以外に、料金が発生することはありません。
※陽性の結果が出た場合、希望があれば八重洲セムクリニックにて、羊水検査を受けることが可能です。
※羊水検査の費用は、八重洲セムクリニックにて全額負担となっているので安心ください。
NIPT検査の詳細
八重洲セムクリニックのNIPT検査について解説。
トリソミーについて
人間の染色体は通常、お父さんとお母さんから、それぞれ1本ずつ引き継いで2本対になっています。
これが細胞分裂の過程で、3本になってしまった状態がトリソミーです。
基本検査では、染色体異常の約7割を占める、3つのトリソミー有無を調べます。
ダウン症候群
21トリソミー:ダウン症
ダウン症の主な特徴は、平均寿命50〜60歳。
成長障害・筋肉の緊張低下・特徴的顔貌を持ちます。
ダウン症の子どもは、支援クラスを利用して学校に通う方が多いです。
中には、さまざまな分野で活躍する方もいます。
出生児における全体の発生率は、約1/700。
お母さんの年齢が上がるほど、そのリスクは高いです。
ダウン症になる確率は、20歳で1/2,000、35歳で1/365、40歳で1/100程度となっています。
エドワード症候群
18トリソミー:エドワード症候群
エドワード症候群は、平均寿命が1か月〜1年程度。
胎児期からの成長障害、呼吸器系や摂食障害があります。
通常は知的障害と出生時低身長のほかに、重度の小頭症・心奇形・後頭部突出・変形を伴う耳介低位や、特徴的顔貌などの、さまざまな先天奇形が表れるのが特徴です。
とくに呼吸器系の症状が、予後を大きく左右します。
発生率は出生児に対して1/6,000程度。
お母さんの年齢が上がるほどリスクは高く、女児に多く見られる異常です。
パトー症候群
13トリソミー:パトー症候群
パトー症候群の平均寿命は、おおむね1年。
成長障害、呼吸障害、摂食障害があります。
前脳・中顔面・および眼の発育異常、低身長など多くの合併症が見られるのが特徴です。
微小欠失症候群
微小欠失
微小欠失とは、染色体物質の小さな一部が、欠けることによって起きる染色体異常です。
特定の染色体、特異領域で、より多く発生するものもあり、既知の遺伝的症候群と関連しています。
ほとんどは親からの遺伝ではなく、偶然に起こるものです。
家族歴がなく、他のリスク因子がない場合でも、起こる可能性があります。
全染色体+微小欠失検査で、下記症候群の有無を調べることが可能です。
22q11.2欠失症候群(DiGeorge症候群、口蓋心臓顔面症候群)
多様な疾患を複合的に有することが多いけど、その症状や重症度は、個人差が非常に大きい疾患です。
発生率は1/4,000〜1/15,000といわれており、未診断のまま正常に生活をしている人も多数いると推測できます。
1p36欠失症候群
1番染色体に、小さな欠失がある状態です。
女児に多く発生し、特徴として緩やかな発達の遅れがあり、特徴的顔貌を持ちます。
発生率は約1/4,000〜1/10,000です。
15q11.2欠失症候群
※発生原因によって、ふたつの症候群に分かれます。
アンジェルマン症候群
15番染色体に発生します。
重度の精神発達の遅れ、てんかん、失調性運動障害、容易に引き起こされる笑いなどの行動を特徴とする疾患。
発生率は約1/12,000です。
プラダー・ウィリー症候群
この症候群もアンジェルマン症候群と同じく、15番染色体に発生します。
肥満・糖尿病・低身長・性腺機能不全・発達遅滞・筋緊張低下・特異な性格障害・行動異常が、見られるのが特徴。
発生頻度は1/10,000〜1/25,000です。
5p-症候群(猫鳴き症候群)
5番染色体に発生します。
甲高い泣き声・小頭症・幅広い鼻梁・内眼角贅皮・小顎・手足の指異常・重症の精神運動遅滞などが特徴。
発生頻度は1/20,000〜1/50,000です。
4p-症候群(ウォルフヒルシュホーン症候群)
4番の染色体に発生します。
特徴的顔貌・成長障害・重度精神遅滞・筋緊張低下・難治性てんかん・摂食障害などが特徴。
発生頻度は約1/50,000です。
八重洲セムクリニック、NIPT検査で陽性の場合
八重洲セムクリニックでは、NIPT検査結果が陰性だった場合のフォロー体制は万全に整えています。
カウンセリングや羊水検査は、追加費用なしで受けられるので相談ください。
八重洲セムクリニックは、NIPTの提供と羊水検査は、同一医療機関が行うべきだという考えです。
そのため検査結果が陽性だった場合、患者様への再診および、羊水検査を提供したり、検査後のフォローを徹底。
これまでにも検査結果が陽性だった方で、要望があった際には、すべての方へ再診察と羊水検査を提供しています。
微小欠失の羊水検査にも対応
現在、微小欠失を対象とした羊水検査は、一般的な検査ではないです。
国内ではNIPTで検査ができる、微小欠失すべてに対応した羊水検査を提供している医療機関は、ほとんどありません。
そのためNIPTで微小欠失検査を受ける際は、微小欠失に対応した羊水検査が、可能かどうかを確認することが大事です。
八重洲セムクリニックでは、微小欠失検査を提供する医療機関として、院長が自ら海外の検査機関へ訪問。
協議と調整を行なった結果、NIPTの微小欠失すべてに対応した羊水検査の提供を行えるようになっています。
八重洲セムクリニック、NIPT検査の流れ
八重洲セムクリニックでNIPTの申し込みから、検査結果までの流れを紹介。
- STEP1予約ネット、または電話から予約をします。
ネットから申し込む場合は、24時間いつでも可能。 - STEP2予約日に来院JR線「東京駅」・東京メトロ線「京橋駅」から近くて、アクセスがよいです。
一人でも夫婦一緒に、どちらでも来院できます。 - STEP3カウンセリングと採血検査産婦人科医による遺伝子カウンセリング。
そのあとに採血検査を行います。 - STEP4国際医療機関によるNIPT検査検査実績10万件を誇る、世界中でNIPT検査を行う、ベリナタヘルス社に血液を輸送して検査を実施。
- STEP5検査結果検査日から10〜12日で結果が出ます。
的中率は99.99%。
検査結果の通知は、郵送と来院から自身の都合で選べます。
※陽性の場合、羊水検査を無料で実施。
八重洲セムクリニックのNIPT検査概要
NIPT検査概要
対象年齢 | 年齢制限なし |
---|---|
検査可能な周期 | 妊娠10週目〜 |
来院回数 | 採決当日の1回のみ |
検査方法 | 採血のみ |
検査時間 | 60分※ |
夫の同行義務 | なし |
検査精度 | 99.9% |
採血場所 | 八重洲セムクリニック(東京) |
検査会社 | ベルナタヘルス社 |
検査結果までの期間 | 10日〜12日 |
※事前カウンセリングも含む
世界各国で検査実績を誇るパートナーが検査
八重洲セムクリニックでは、NIPTについて世界中で大きなシェアをもつベリナタヘルス社の全染色体検査と、微小欠失検査(検査名称:ベリファイプラス)が可能です。
ベリナタヘルス社は、親会社のイルミナ社による、最新の検査機器を使用して検査を行っています。
検査精度に関しても、非常に高い精度を誇っているので安心です。
八重洲セムクリニック、NIPT検査の口コミ
八重洲セムクリニックでNIPT検査を受けた方々の口コミを、まとめました。
良い口コミ・悪い口コミも掲載しています。
実績のある医院とのことで、こちらでNIPTを受けてきました。
Webで予約を取って、当日来院。
来院してからは
受付
↓
問診票記入
↓
別室に呼ばれ先生の説明(7組くらい同時)
↓
受付にて支払い、レターパック住所記入
↓
採血
↓
そのまま帰宅
という流れ。
説明を聞くのに待つ時間が1番長かったです。
それでも1時間強で全て終わりました。
先生の説明はわかりやすく十分理解できたので、個別で聞く必要はありませんでした。
スタッフの方も感じが良かったです。
他の方も書かれているように狭い院内でプライバシーへの配慮は足りないように思います。
私が行った時は大丈夫でしたが、ご夫婦連れが多く混雑で妊婦さんが椅子に座れないという口コミを拝見し、ご主人たちのモラルの問題かと思いますが、言われないと気づかない方もいるでしょうから、注意書きなどで病院側が促していただけるとより良いと思います。
(引用元:Googleの口コミ)
妊娠13週で受けた28歳妊婦です。
良かった点
・長年産婦人科をやっている先生なので何かあった時に色々と聞ける安心感
・スタッフの方、看護師さん皆優しかった
・(口コミで集団カウンセリングと聞いていて少し心配でしたが…)感染対策やソーシャルディスタンスを取る工夫がされていたので安心だった
・万が一陽性だった場合は羊水検査を無料で受けさせてもらえるということ
残念だった点
・現金払いのみ(ドキドキしながら鞄に現金を詰めていきました笑)
値段は少しお高めでしたが、安心のためと考えるとトータルで見て満足です。
結果受け取りも郵送でお願いしましたが、10日ほどで受け取ることができました。
ありがとうございました。
(引用元:Googleの口コミ)
1度大学病院で羊水検査と遺伝子カウンセリングを受けたことがあります。
【選んだ理由】
今回の妊娠では当初からNIPTを受けるため、検査出来る病院を探すことにし、悪阻で辛いときに改めて病院を探す必要もなく、羊水検査も出来るから(大学病院は分娩予定の人以外は妊婦健診で異常があったときしか受け入れられないため、NIPTを個人で受けて病院を探すのは難しい)ということでセムクリニックを選びました。
【検査後の感想】
結論から言うとここで羊水検査は受けたくありません。
理由は入院施設・分娩施設ではなさそうなので、ここで羊水検査をして最悪な状態になったときの対応が低いと考えました。
おそらくどこかに搬送されるのかなと予想します。
また分娩に至ってしまった場合、死産・流産胎児の扱いがわかりません。
ホームページで記載されている実績はNIPTのことであって検査機関や輸送中はセムクリニックではないし、羊水検査の実績はわかりません。
てっきり羊水検査は設備が整った別の部屋でやるのかなと思ってセムクリニックを選んで検査を受けに行きました。
部屋の造りは健康診断だけやってますというような造りです。
【羊水検査】
セムクリニックでは羊水検査の前も後も張り止めはなく、検査後に1時間ほど休憩してから抗生物質を処方されるだけだそうです。
院長の説明としては張り止めしなくても変わりない、大丈夫。張り止めをする必要はないとされているからだそうです。
張り止めの有無は大きな病院でもそれぞれです。
また穿刺する機械(たぶん針のこと)も病院によって異なる(医療機械はたくさんのメーカーがある)から、うちは大丈夫です、それでも穿刺のリスクはありますよと院長は説明していました。
リスクを少しでも回避するなら、最悪な状態のときを考えたらと思って、本当に羊水検査をするなら設備のしっかり整ったところが良いかもと思いました。
セムクリニックで羊水検査を受けたことがある口コミがあれば、また違うのかなぁと思ったりします。
【検査の流れ】
他の口コミにもあるように問診票、同意書、外国への検査申込書など4枚記入し、同じ予約時間枠の人が集合しないと質疑・検査に進みません…
ただ、採血などは到着順でした。
流れは
4枚記入
→予約時間+20分後に部屋移動
→院長がマイクで説明(検査内容というよりNIPTの歴史とか諸外国ではどう捉えているかとか…)
→質問はマイク無しなので声を張らないと院長が聞こえない、そして質疑中に遮られ、話が脱線し、回答はなかなか来ない…。質問者は悪阻で辛くて諦める
→番号順に呼ばれ、院長が記入用紙の内容を確認(たぶんここで個別に質問したい人が質問すると思うが、自分より後ろの人を待たせることになると思う)
→お会計と一緒にレターパックに住所記入
→採血
→終了
院長の遺伝子検査のお話はやはり遺伝子カウンセリングの人と比べたら専門医ではないので内容も薄く、どういう検査をするからわかるのかとか、陰性は信じられる理由、陽性はなぜ陰性ほど信じてはいけないから羊水検査が必要なのかとか、伝えるべき内容を伝えてないなと感じたりしました。(同意書にきちんと遺伝子カウンセリングは他病院を紹介と記載あり)
説明は脱線して話たい話だけを話されてしまいますが、患者への気持ちは確かにある先生なんだろうなと思います。
説明は分かりにくいので、質問があるなら前もって遺伝子カウンセリングを別の病院で受けておくか、ある程度知識をつけて望んだら良いかもしれません。
それでも短く分かりやすく質問しても、院長の説明はどこが終着点かわからなくなります。
(引用元:Googleの口コミ)
八重洲セムクリニックの基本情報
クリニック名 | 八重洲セムクリニック |
住所 | 東京都中央区京橋2-6-16 エターナルビル4F |
診療日 | 毎週日曜日(完全予約制) |
診療時間 | 午前 10:00〜12:00 午後 13:00〜18:00 |
電話番号 | 03-6264-4415 (電話応対は日曜日のみ) |
アクセス | 「京橋駅」6番出口より徒歩1分 |
地図
八重洲セムクリニックのアクセス方法
- JR「東京駅」八重洲中央口より徒歩8分
- 東京メトロ線「京橋駅」6番出口より徒歩1分
八重洲セムクリニックのNIPT、よくある質問
八重洲セムクリニックのNIPTに関する、よくある質問をまとめました。
- 検査結果が出るまで、どのくらいかかりますか?
- 約10日〜12日後に、検査結果を伝えられます。
通知日は検査会社の混雑状況によって、前後する場合もありますが、10日〜12日を目安として考えるといいでしょう。 - 新型出生前診断は確定診断ですか?
- 新型出生前診断は、確定診断ではありません。
最終的な診断は、羊水検査などの確定診断を行う必要があります。
羊水検査は、1/200〜1/300の確率で流産を引き起こす可能性が高いです。 - 検査結果の間違いや、血液検体の取り違えなどはありませんか?
- そのような事例は、一例もありませんので安心ください。
八重洲セムクリニックでは妊婦様一人ごとに採血を行い、その場で氏名とIDを記入。
申込書とともに一人ごと専用の輸送ボックスに入れた状態で、検査機関に送っています。
検査機関側でも血液検体の受領後、ダブルチェックを繰り返し、検査を実施。
検査結果の出力は、コンピューターによって自動で行われるため、結果を間違って出力することはありません。
これまで血液検体の取り違えが起きたことはないです。
ただし本検査は確定診断ではなく、スクリーニング検査であるため、偽陽性や偽陰性が発生する可能性は理論的にあります。
NIPT検査は、そのようなリスクが含まれた確定診断を受ける前の、事前スクリーニング検査であるのを理解ください。
検査結果については、陽性という結果であっても、実際には陽性ではない場合(偽陽性)の可能性があります。
八重洲セムクリニックのNIPT検査精度は、極めて高いです。
しかし陽性的中率に関しては、検査対象群によって的中率が大きく異なります。
検査結果が陽性であった場合でも、実際には胎児に染色体異常はない(偽陽性)場合が、あることに十分注意ください。
陰性的中率は、99.99%と非常に高い的中率であり、偽陰性となってしまう確率は、0.001%程度と極めて低いです。
まとめ
八重洲セムクリニックのNIPT検査に関する、口コミや費用を紹介してきました。
実績のある産婦人科医が、検査を行うため口コミや評判は、よかったです。
NIPT検査は3つのプランから選べて年齢制限は、ありません。
万が一、陽性が出た場合のアフターフォローも、しっかりしています。
東京でNIPT検査を検討している方へ、おすすめ!
JR「東京駅」、東京メトロ線「京橋駅」から近くて、アクセスも良好です。
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